アンティークジュエリー(骨董を楽しむ:21)

アンティークのジュエリーを買うなら本場でということで、巻頭ではアンティークのジュエリーを扱う欧米の店舗を紹介しています。 アンティークジュエリーのメッカであるロンドンを中心にした内容で、アンティークジュエリーの専門店だけでなく、 ホテルのフェアや露店などの様子も掲載しています。お目当てのジュエリーショップを探しやすいように簡単な地図が備わっています。 ジュエリーや店構えの写真に加えて、街角の風景を撮ったショットなども挿入されていて、 現地の雰囲気を伝えるような構成になっています。思わずアンティークのジュエリーを探す旅に出たくなりました。 ブリュッセルやパリ、ニューヨークにあるアンティークジュエリーショップも紹介しています。

ジュエリーが生活の一部となっている国では、アンティークのジュエリーを取引する場が豊富に用意されています。 その一つがオークションです。クリスティーズとサザビーズでは、ジュエリーに関するオークションが年に数回行われています。 両オークションに出品されたアンティークジュエリーの中から、特に話題となったものを6点挙げて解説しています。 各ジュエリーには落札された会場名と落札金額が表示されています。

アンティークジュエリーの愛好家にとって海外のジュエリー市場は魅力的ですが、流通量が多い分、品質にバラつきがあります。 海外で上質なアンティークジュエリーを手にするには知識と経験が必要です。アンティークジュエリーの鑑定眼を磨くには、 まずは日本にあるショップを巡って場数を踏むことをオススメします。

この本に載っている国内のアンティークジュエリーショップは比較的質が良いものを扱っていると思うので、 変な品をつかまされる確率は低いでしょう。アンティークジュエリーは安い買物じゃありませんから、 店に数回は足を運んで店員とコミュニケーションを取りながらしっかりと品定めをするようにしましょう。 そうすることでアンティークジュエリーに関する知識も少しづつ身についてくるはずです。

アンティークのジュエリーを安心して買える店というのは、ジュエリーの商品特性をよく理解しているので、 売り急ぎませんし、お客とのコミュニケーションを面倒臭がりません。

ジュエリーのお勉強も忘れずに

アンティークジュエリーの歴史を解説した項には、時代ごとの特徴をまとめたジュエリーの年表がついています。 ジュエリーとファッションの関連について述べた記事や、巻末にあるアンティークジュエリーの用語集と合わせて読めば、 ジュエリー全般への理解がより一層深まると思います。

ミュージアムピースのアンティークジュエリーを紹介するコーナーも見ごたえがあります。 然るべき施設に納まっているアンティークジュエリーは、素人が写真で見ても迫力がありますね。 巷にあるアンティークジュエリーとは格が違うようにも見えます。 こんなアンティークジュエリーの数々を実際に目にすることができたら幸せでしょうね。

他には、アンティークのジュエリーとリプロダクションのジュエリーを見分ける方法や、カメオの特集、 アンティークジュエリーのコレクターが収集した品々を紹介する記事などがあります。

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